こんにちは！レオックの松岡です。

 

本日は床下で珍しいものを見つけましたのでご紹介します。

それはこちらです。

 

皆様、このコンクリートの基礎にくっついている

白い物は何か分かりますでしょうか？

白カビではありません。

よく見ると雪のようにふわふわしていて結晶になっています。

これは針状結晶です

実はこの結晶は放っておくと大変なことになります。

束石といった床を支える部材や、独立基礎といった

床や柱を支える部材が崩壊していくのです。

針状結晶は、束石や独立基礎のコンクリートの細孔の内部で

結晶化する際にコンクリートを微細破壊してしまうのです。

こちらが実際に崩壊しかけている束石や独立基礎です。

⇧ほとんど崩壊してしまった束石

 

⇧半分ぐらい崩壊してしまった独立基礎

 

束石が崩壊すると床がたわんだり、独立基礎が崩壊すると

柱を受け止めるのがなくなりますのでお家の強度にも関わってきます。

 

 

針状結晶が出来る原因は

床下の土壌と湿気や水にありますので解決策としましては

崩壊している束石や独立基礎は取り替え、

床下全面に防湿コンクリートを打設することが有効かと思います。

それが難しい場合は、取替えた束石や独立基礎を防水性の高い樹脂で

コーティングして土壌と土壌から上昇してくる水分を

遮断出来るようにすることも有効かと思います。

 

床下は普段目にすることが無い場所です。

レオックでリフォームをする際は折角ですので

お申し付け下さればリフォームする箇所の床下も

リフォームしない箇所の床下も更には耐震性も兼ねて

私が確認して参ります。

床下が気になる場合はレオックまでご連絡を…

 

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